1.研究の対象
2021年度基本的臨床能力評価試験(GM-ITE)受験者の方で、十分な理解の上、研究対象者本人の自由意思による同意が得られた方
2.研究目的・方法
メンター制度とは、知識や経験の豊かなメンターが未熟なメンティーに対して、キャリアや心理社会面での発達を目的として継続的に行う支援行動と定義される。海外では医師のキャリア形成や心理社会面のサポートとして有用性が報告されており、本邦の初期臨床研修でもメンター制度の活用が推奨されている。しかし、本邦のメンター制度の実態や有用性に関する報告は乏しい。本研究では、基本的臨床能力評価試験(GM-ITE)を受験した初期臨床研修医を対象にアンケート調査を行い、メンター制度の実態を把握し、その有用性を検討することを目的とする。
3.研究に用いる試料・情報の種類
(情報)2021年度 基本的臨床能力評価試験で取得した学年、性別、医療機関名、GM-ITEスコア、研修環境調査アンケート結果
4.外部への試料・情報の提供
上記データを特定の個人が識別できないように匿名化し、データファイルとしてセキュリティが確保されたインターネット経由または、電子媒体(特定の関係者以外がアクセスできない状態)で提供を行います。
5.研究組織
聖マリアンナ医科大学 助教 片山 皓太聖マリアンナ医科大学 主任教授 大平 善之群星沖縄臨床研修センター センター長 徳田 安春順天堂大学医学部医学教育研究室 先任准教授 西﨑 祐史
6.お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。また、試料・情報が当該研究に用いられることについて研究対象者もしくは研究対象者の代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、「研究目的利用に関する不同意書」に必要事項をご記入いただき、下記の連絡先までお申出ください。その場合であってもそれを理由に不利益を被ることは一切ございません。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
特定非営利活動法人日本医療教育プログラム推進機構東京都品川区大崎1-19-10 大崎KIビル6Finfo@jamep.or.jp
研究責任者(研究代表者):
順天堂大学医学部医学教育研究室 先任准教授 西﨑 祐史