研究課題:日本における臨床研修医のカリスマ性研究 全国横断調査
1.研究の目的・方法
カリスマ性は対人関係能力やリーダーシップに関わり、特定の診療科への適性に影響を与える可能性が指摘されている。過去の研究では、カリスマ性がリーダーシップやコミュニケーションスキルと密接に関連しており、特に外科や救急科などの協調性やリーダーシップが求められる診療科で高い重要性が見出されてきた。今回、先行研究のカリスマ性尺度を用いて、カリスマ性を構成する6つの要素が診療科選択にどのように関連するか明らかにすることで、より研修医の個人レベルの特性に沿ったキャリア選択支援や適切な個別指導の充実に寄与することが期待される。
研究の実施方法は、2025年3月に実施される2024年度基本的臨床能力評価試験(GM-ITE)の直後に行うアンケートを用いて調査を行い、アンケート結果の他、多変量解析で背景因子を調整する目的で、年齢、性別等の項目を使用する。
2.研究の対象
2024年度基本的臨床能⼒評価試験(GM-ITE)を受験された⽅で、⼗分な理解の上、研究参加について研究対象者本⼈の⾃由意思による同意が得られた方
3.研究に用いる試料・情報の種類
(情報)2024年度基本的臨床能⼒評価試験(GM-ITE)で取得した学年、性別、医療機関名、試験及びアンケート結果
4.研究に用いる試料・情報の提供を開始する予定日
2025年4月1日
5.研究に用いる試料・情報の提供を行う機関
特定非営利活動法人 日本医療教育プログラム推進機構
理事長 黒川 清
6.研究責任者及び研究に用いる試料・情報を利用する者の範囲
京都大学医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター 准教授 和足 孝之(研究責任者)
群星沖縄臨床研修センター センター長 徳田 安春
順天堂大学 医学教育研究室 先任准教授 西﨑 祐史
7.外部への試料・情報の提供
上記データを特定の個人が識別できないように匿名化し、データファイルとしてセキュリティが確保されたインターネット経由または、電子媒体(特定の関係者以外がアクセスできない状態)で提供を行う。
8.研究に用いる試料・情報の管理について責任を有する者の氏名
京都大学医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター 准教授 和足 孝之
9.お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて研究対象者もしくは研究対象者の代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、「研究目的利用に関する不同意書」< https://jamep.or.jp/doc/disagreement.pdf>に必要事項をご記入いただき、下記の連絡先までお申出ください。その場合であってもそれを理由に不利益を被ることは一切ございません。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
特定非営利活動法人日本医療教育プログラム推進機構
東京都品川区大崎1-19-10 大崎KIビル6F
info@jamep.or.jp
研究責任者(研究代表者):
京都大学医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター 准教授 和足 孝之