研究課題:生成AIの影響を踏まえた将来の研修医感染症教育の探索
1.研究の目的・方法
本研究では、基本的臨床能力評価試験(GM-ITE)の受験者を対象に、1)臨床の自己学習や臨床判断のために生成AIをどの程度使用しているか、2) 生成AIの注意点の理解および倫理的配慮ができているか、3)感染症診療の領域において生成AIを適切に用いるために必要と考えられる能力が定着しているか、についてアンケート調査を行う。臨床研修医の生成AIに対する知識、態度および将来の感染症診療のあり方の予測を記述するとともに、それらが学習環境および生成AIの使用状況とどのように関連するかについて多変量解析を行う。
2.研究の対象
2024年度 基本的臨床能⼒評価試験(GM-ITE)を受験された⽅で、⼗分な理解の上、研究参加について研究対象者本⼈の⾃由意思による同意が得られた方
3.研究に用いる試料・情報の種類
(情報)2024年度基本的臨床能⼒評価試験(GM-ITE)で取得した学年、性別、医療機関名、試験及びアンケート結果
4.研究に用いる試料・情報の提供を開始する予定日
2025年4月1日
5.研究に用いる試料・情報の提供を行う機関
特定非営利活動法人 日本医療教育プログラム推進機構
理事長 黒川 清
6.研究責任者及び研究に用いる試料・情報を利用する者の範囲
東京科学大学大学院 統合臨床感染症学分野 岡本 耕(研究責任者)
群星沖縄臨床研修センター センター長 徳田 安春
東京大学医学部附属病院 感染症内科 三輪 俊貴
順天堂大学医学部医学教育研究室 先任准教授 西﨑 祐史
7.外部への試料・情報の提供
上記データを特定の個人が識別できないように匿名化し、データファイルとしてセキュリティが確保されたインターネット経由または、電子媒体(特定の関係者以外がアクセスできない状態)で提供を行う。
8.研究に用いる試料・情報の管理について責任を有する者の氏名
東京科学大学大学院 統合臨床感染症学分野 岡本 耕
9.お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて研究対象者もしくは研究対象者の代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、「研究目的利用に関する不同意書」< https://jamep.or.jp/doc/disagreement.pdf>に必要事項をご記入いただき、下記の連絡先までお申出ください。その場合であってもそれを理由に不利益を被ることは一切ございません。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
特定非営利活動法人日本医療教育プログラム推進機構
東京都品川区大崎1-19-10 大崎KIビル6F
info@jamep.or.jp
研究責任者(研究代表者):
東京科学大学大学院 統合臨床感染症学分野 岡本 耕