研究課題:障害とダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)に関する研究
1.研究の目的・方法
医療を提供するにあたっては、医療の質を最大化しつつ、患者の安全を確保することは重要である。モデルコアカリキュラムにおいても医療の質・患者安全に関する項目が設けられ、教育することが求められている。日本国外でも同様の状況が進められているが、患者安全に比べ医療の質改善の教育が進んでいないことが明らかとなっている。これまで日本医療教育プログラム推進機構(JAMEP)が行なってきた調査により、本邦の初期臨床研修医における患者安全活動について明らかにしてきたが、初期臨床研修医となった直後、すなわち医学部卒業時の医療の質・患者安全に関してどのような経験を有し、どのような教育を受けてきたかは不明である。そこで、本調査では 過去の医療の質・患者安全について、先行研究を参考に調査を実施する。
2.研究の対象
2025年度 新臨床研修医対象基本的臨床能力評価試験(GM-ITE PGY-0)受験者対象アンケートに回答された方で、十分な理解のうえ、研究参加について研究対象者本⼈の⾃由意思による同意が得られた方
3.研究に用いる試料・情報の種類
(情報)2025年度 新臨床研修医対象GM-ITEのアンケート結果、受験者の基本情報及び試験結果
4.研究に用いる試料・情報の提供を開始する予定日
2025年6月1日
5.研究に用いる試料・情報の提供を行う機関
特定非営利活動法人 日本医療教育プログラム推進機構
理事長 黒川 清
6.研究責任者及び研究に用いる試料・情報を利用する者の範囲
順天堂大学医学部 精神医学講座 准教授 田宗 秀隆(研究責任者)
順天堂大学医学部 精神医学講座 主任教授 加藤 忠史
順天堂大学医学部 医学教育研究室 教授 西﨑 祐史
順天堂大学医学部 精神医学講座 先任准教授 伊藤 賢伸
順天堂大学医学部 精神医学講座 先任准教授 垣内 千尋
順天堂大学医学部 精神医学講座 助教 原田 寛之
順天堂大学 臨床研修センター 臨床研修医 桐生 奏
東京大学医学系研究科 医学のダイバーシティ教育研究センター 教授 笠井 清登
東京大学医学系研究科 医学のダイバーシティ教育研究センター 准教授 里村 嘉弘
群星沖縄臨床研修センター センター長 徳田 安春
慶應義塾大学医学部 総合診療教育センター 助教 藤川 裕恭
京都大学附属病院 総合臨床教育・研修センター 准教授 和足 孝之
7.外部への試料・情報の提供
上記データを特定の個人が識別できないように匿名化し、データファイルとしてセキュリティが確保されたインターネット経由または、電子媒体(特定の関係者以外がアクセスできない状態)で提供を行う。
8.研究に用いる試料・情報の管理について責任を有する者の氏名
順天堂大学 医学部精神医学講座 准教授 田宗 秀隆
9.お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて研究対象者もしくは研究対象者の代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、「研究目的利用に関する不同意書」< https://jamep.or.jp/doc/disagreement.pdf>に必要事項をご記入いただき、下記の連絡先までお申出ください。その場合であってもそれを理由に不利益を被ることは一切ございません。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
特定非営利活動法人日本医療教育プログラム推進機構
東京都品川区大崎1-19-10 大崎KIビル6F
info@jamep.or.jp
研究責任者(研究代表者):
順天堂大学 医学部精神医学講座 准教授 田宗 秀隆