研究課題:Gritとバーンアウトとの関連性:日本の臨床研修医の横断調査
1.研究の目的・方法
本研究では基本的臨床能力評価試験(GM-ITE)を受験した研修医を対象にアンケート調査を行い、Grit(やりぬく力)を日本語版Grit-S、バーンアウトをMini-Z 2.0日本語版の「あなた⾃⾝の“バーンアウト”の定義に基づき、次の内最も当てはまるもの1つを選んでください」という質問で評価を行い、Gritとバーンアウト、研修中断の意思やGM-ITEの成績とのそれぞれの関連性について検討する。
研修環境調査アンケートに含まれる年齢、性別等の基礎情報や労働時間や当直回数、入院患者受け持ち数等の研修環境、研修病院の種類や所属プログラムの研修医の人数の他、外付けのアンケート調査でGrit-S、バーンアウト、婚姻状況、睡眠時間、卒業大学、在学中の留年の経験、医師国家試験の不合格の経験、医師臨床研修マッチングで第一志望病院とマッチングした経験、臨床研修の中断の意思の有無、時間外労働の遵守、時間外労働の制限や休息の満足度、医師として働くことの満足度、学術活動(学会発表、論文発表)の経験を収集し、解析を行う。さらに縦断調査として、2024年度に外付けのアンケート調査に同意し、Grit-Sについて回答した研修医(PGY1)でかつ2025年度 GM-ITEを受験し研修環境アンケートに同意し回答した方を対象に、1年後のGM-ITEの成績の変化や志望診療科の変化についてGritを説明変数として交絡因子を調整し解析を行う。
2.研究の対象
2024年度および2025年度 GM-ITEを受験された⽅で、⼗分な理解の上、研究参加について研究対象者本⼈の⾃由意思による同意が得られた方
3.研究に用いる試料・情報の種類
(情報)2024年度および2025年度 GM-ITEで取得した学年、性別、医療機関名、試験及びアンケート結果
4.研究に用いる試料・情報の提供を開始する予定日
2025年4月1日
5.研究に用いる試料・情報の提供を行う機関
特定非営利活動法人 日本医療教育プログラム推進機構
理事長 黒川 清
6.研究責任者及び研究に用いる試料・情報を利用する者の範囲
聖路加国際病院 総合診療科 医員・医療の質管理室/東京科学大学 公衆衛生学分野 西澤 俊紀(研究責任者)
藤田医科大学 総合診療科 講師 長崎 一哉
群星沖縄臨床研修センター センター長 徳田 安春
順天堂大学 医学部医学教育研究室 先任准教授 西﨑 祐史
筑波大学水戸地域医療教育センター/水戸協同病院総合診療科 教授 小林 裕幸
獨協医科大学 総合診療医学 教授 志水 太郎
自治医科大学 地域医療学センター 総合診療部門 学内講師 山本 祐
千葉大学 地域医療教育学 特任准教授 鋪野 紀好
東京科学大学 公衆衛生学分野 准教授 那波 伸敏
東京科学大学 公衆衛生学分野 教授 藤原 武男
東京科学大学 臨床医学教育開発学分野 講師 赤石 雄
東京科学大学 臨床医学教育開発学分野 教授 山脇 正永
7.研究に用いる試料・情報の提供方法
上記データは、特定の個人を識別できないよう匿名化したうえで、データファイルとして提供する。提供方法は、セキュリティが確保されたインターネット経由または電子媒体を用い、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行う。
8.研究に用いる試料・情報の管理について責任を有する者の氏名
聖路加国際病院 総合診療科 医員・医療の質管理室/東京科学大学 公衆衛生学分野 西澤 俊紀
9.お問い合わせ先
本研究に関するご質問等は、下記の連絡先までお問い合わせください。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報および知的財産の保護に支障のない範囲で、研究計画書や関連資料を閲覧いただくことも可能です。
また、本研究における試料・情報の利用についてご了承いただけない場合には、研究対象者ご本人または代理人の方は「研究目的利用に関する不同意書」に必要事項をご記入のうえ、下記窓口までご提出ください。その場合であっても、研究対象者が不利益を被ることは一切ございません。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
〒141-0032 東京都品川区大崎1-19-10 大崎KIビル6F
特定非営利活動法人 日本医療教育プログラム推進機構
TEL:03-6431-8191
研究責任者
聖路加国際病院 総合診療科 医員・医療の質管理室/東京科学大学 公衆衛生学分野 西澤 俊紀