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研究課題:卒後臨床研修修了者における到達目標達成度の研究

1.研究の対象

基本的臨床能力評価試験(2017年度以降)の受験者

 

2.研究目的・方法

初期研修医の臨床能力を客観的・定量的に測定し、達成度を評価する。さらに、その結果を用い質の高い研修プログラム作成を目指す。なお、試験は毎年実施する予定としている。
特定非営利活動法人 日本医療教育プログラム推進機構(Specified Nonprofit Corporation Japan Institute for Advancement of Medical Education Program:JAMEP)が実施する、基本的臨床能力評価試験の試験結果並びに同研修環境調査アンケートの結果を毎年、解析に用いる。「基本的臨床能力評価試験」は、「症候学・臨床推論」、「身体診察・臨床手技」、「医療面接・プロフェッショナリズム」、「疾病各論」の4分野で構成されており、卒後臨床研修到達目標(厚生労働省)に準拠した問題を配布し、所定の時間内に回答を得る。その後、解説を配布しフィードバックを行う。分野別の偏差値等のスコア分布等を受験者と各施設の研修管理責任者に返送する。なお、本試験やアンケート結果を用いて解析された結果は、医学教育関連等の学会での発表や学術誌への論文投稿を目標とする。

 

3.研究に用いる試料・情報の種類

(情報)基本的臨床能力評価試験(2017年度以降)で取得した学年、性別、医療機関名、試験及びアンケート結果

 

4.外部への試料・情報の提供

上記データを特定の個人が識別できないように匿名化し、データファイルとしてセキュリティが確保されたインターネット経由または、電子媒体(特定の関係者以外がアクセスできない状態)で提供を行います。

 

5.研究組織

筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター 木下 賢輔
一般社団法人群星沖縄臨床研修センター 徳田 安春
順天堂大学 革新的医療技術開発研究センター 西﨑 祐史

 

6.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。また、試料・情報が当該研究に用いられることについて研究対象者もしくは研究対象者の代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、「研究目的利用に関する不同意書」に必要事項をご記入いただき、下記の連絡先までお申出ください。その場合であってもそれを理由に不利益を被ることは一切ございません。

 

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

特定非営利活動法人日本医療教育プログラム推進機構

東京都品川区大崎1-19-10 大崎KIビル6F

info@jamep.or.jp

 

研究責任者:

筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター 総合診療科 講師 木下 賢輔

 

研究代表者:

一般社団法人群星沖縄臨床研修センター センター長 徳田 安春