研究課題:初期臨床研修での救急診療能力の獲得/抑うつ状態と当直・夜勤での経験との関連についての解析
1.研究の目的・方法
本研究では初期臨床研修中の救急診療能力の獲得と当直・夜勤での経験・抑うつ状態との関連についての解析を行う。2021年度及び2022年度のGM-ITEでのアンケート調査のデータベースを後ろ向きに二次解析を行う。調査項目は主に年齢、性別、年齢、婚姻状況、平均入院患者受け持ち人数、所属病院の救急搬送数、志望診療科が救急科を調節して当直回数との関連性を多変量解析にて評価する。抑うつ状態については2021年度及び2022年度に行われたPHQ-2のアンケート結果を使用し、各参加者の救急領域のGM-ITEの点数とPHQ-2の値の相関にて検証する。
研究期間は、研究実施の許可日より2028年3月31日までとする。
2.研究の対象
2021年度及び2022年度 基本的臨床能⼒評価試験(GM-ITE)を受験された⽅で、⼗分な理解の上、研究参加について研究対象者本⼈の⾃由意思による同意を得られている方
3.研究に用いる試料・情報の種類
(情報)2021年度及び2022年度GM-ITEで取得した学年、性別、医療機関名、試験結果、アンケート結果及び所属施設の情報(病院規模、立地、病院分類、年間入院患者数等)
4.研究に用いる試料・情報の提供を開始する予定日
2023年12月25日
5.研究に用いる試料・情報の提供を行う機関
特定非営利活動法人 日本医療教育プログラム推進機構
理事長 黒川 清
6.研究責任者及び研究に用いる試料・情報を利用する者の範囲
国際医療福祉大学 救急科 教授 志賀 隆(研究責任者)
国際医療福祉大学 救急科 医師 中島 隆道
国際医療福祉大学 救急科 医師 西田 春香
国際医療福祉大学 救急科 医師 大高 俊一
国際医療福祉大学 救急科 講師 千葉 拓世
水戸協同病院 総合診療科 医師 長崎 一哉
獨協医科大学 総合診療医学 教授 志水 太郎
順天堂大学 医学部医学教育研究室 先任准教授 西﨑 祐史
群星沖縄臨床研修センター センター長 徳田 安春
7.外部への試料・情報の提供
上記データを特定の個人が識別できないように匿名化し、データファイルとしてセキュリティが確保されたインターネット経由または、電子媒体(特定の関係者以外がアクセスできない状態)で提供を行う。
8.お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて研究対象者もしくは研究対象者の代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、「研究目的利用に関する不同意書」に必要事項をご記入いただき、下記の連絡先までお申出ください。その場合であってもそれを理由に不利益を被ることは一切ございません。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
特定非営利活動法人日本医療教育プログラム推進機構
東京都品川区大崎1-19-10 大崎KIビル6F
info@jamep.or.jp
研究責任者(研究代表者):
国際医療福祉大学 救急科 教授 志賀 隆